日本パンダ保護協会設立の主旨
日本パンダ保護協会(PPIJ = Panda Protection Institute of Japan)は、在日中国人が提唱し、多数の日本人有志の方々からのご賛同を基に、臥龍中国パンダ保護研究センター、及び現地政府と駐日中国大使館の支援をもとに設立された非政府・非営利の民間ボランティア団体です。
当協会は、人とパンダの「共存関係の構築」、「自然環境の保護」を理念に、インターネットを通じて、パンダを取巻く環境の実態を理解して頂くとともに、日に日に絶滅の危機が叫ばれているパンダの生息環境を改善する活動の一助となるための保護事業に、一人でも多くの方々に参画して頂くことを目的としております。
この地球上に、わずか約1596頭しか生息していないと云われる稀少動物のパンダを、中国政府は1963年に「臥龍国家級自然保護区」を設立し、野生パンダの救助活動と、その保護についての研究を開始致しました。
1980年には「臥龍国家級自然保護区」が国連の「人と生物圏保護区ネットワーク」に加入し、さらに同年「世界野生生物基金会」と提携して「中国パンダ保護研究センター」を設立致しました。
こうしてパンダの保護事業は、国境を越え地球規模で世界の関心事として位置づけられ、現地の人々の活動も一段と熱心さが増しているところです。
しかしながら、この活動は長期に渡る継続性が求められる事業です。
国連及び中国政府の活動と連携しながら活動することを目標に、微力ではありますが、ここに設立に至った次第です。
協会としては2006年10月現在、延べ100頭のパンダの里親となり、その活動を通して、環境の保護意識の醸成と、自然との共存意識を喚起しています。
パンダの保護事業は、「地球環境の保護そのものである」という意識から、「みんなの地球を守ろう」、「パンダを絶滅から救おう」と、呼びかけ続けていく所存です。
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