2010年7月27日 「菊笑」雌雄の双子のパンダを出産

7月27日、午前10時49分と12時35分に、臥龍のパンダ「菊笑」は雅安碧峰峡基地で双子の赤ちゃんパンダを出産しました。

「菊笑」は、今回初産でした。 2010年3月22日、「菊笑」は同研究センターの雄パンダ「白陽」、「武岡」と自然交配し、更に、人工授精も行いしました。7月初旬から、「菊笑」の食欲は激減し、出産の前兆を感じさせていました。7月27日午前8時32分、ついに破水し、その約2時間後、一頭の赤ちゃんパンダが無事に「菊笑」のお腹の中から出てきました。そして、しばらくすると「菊笑」は、再び陣痛に襲われ、飼育員が緊張した面持ちで見守る中、快活な鳴き声とともに二頭目の赤ちゃんパンダを出産しました。 第一子の体重は129.3g、体長は13.9cmの雌で、第二子の体重は135g、体長は14.1cmの雄でした。二頭ともとても元気です。今回「菊笑」の出産は、2010年度世界初の雌雄の双子の赤ちゃんパンダとなります。

日本パンダ保護協会

かわいいパンダを守ることから自然を、地球を、人類を守っていきたい。

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