2010年6月11日 世界初のパンダDNA組成図譜が完成
中国科学者は6月11日に深センで世界初のパンダDNA組成図譜が完成したと発表しました。科学者達によれば、パンダDNA組成図譜の完成は中国「国宝」であるパンダの保護及び人工繁殖の為に新しい道を切り開くことになり、パンダに対する他の科学研究をより一層推進することになります。
パンダのDNA組成図譜の作成は、中国の科学者が発起人として、カナダ、イギリス、アメリカ、デンマークなど世界の科学者からなる「パンダDNA組成研究プロジェクト」の一環で、深セン華大DNA研究院はこの図譜作成の主な仕事を担当してきました。 1999年中国が「国際人類DNA組成計画」に正式加盟して以来、中国の科学者達は相次いで「国際人類DNA組成計画」、「国際人類単体型計画」などのプロジェクトに参加してきました。またそれと同時に水稲、蚕、ニワトリ、家畜の豚など幾つかの重要な動植物のDNA組成図譜を完成させ、中国人DNA組成図譜を初めて作成させて、中国の「生命のツリー」を完成させました。
この度のパンダのDNA組成図譜の作成と研究には、深セン大学、中国科学院北京DNA組成研究所、中国科学院昆明動物研究所、中国科学院動物研究所、成都パンダ繁殖研究基地、中国臥龍パンダ保護研究センター、復旦大学、香港大学などが参加しました。
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